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野菜つくり、山のある風景、丘陵地、平屋、伝統、モダニズム、染画、家族、ほか・・スローライフ

2014年05月10日

計画案01 ファサード スタディーモデル

計画案01 ファサード スタディーモデル

丘陵の高い方から低い方を見る。

丘陵の高い方から低い方を見る。

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計画案01 模型左側の「囲い」が中庭広場

計画案01 模型左側の「囲い」が中庭広場

 

 

丘陵地の低い方から高い方を見る。

丘陵地の低い方から高い方を見る。

 

 

計画案02のスタディーモデル

計画案02のスタディーモデル

 

 

計画案02スタディーモデル 矩形の箱は土間空間の予定

計画案02スタディーモデル
矩形の箱は土間空間の予定

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染画 加藤千代 さんの作品

染画 加藤千代 さんの作品

 

 

 ご計画させていただいております住宅のプランです。

最近はずっと、スローライフってなんだろう、そのライフスタイルを包括できる建築ってどんなものだろうと考えています。

大量生産や高速型のライフスタイルに対して地産地消や歩行型社会などがスローライフのキーワードですが、ほかにもロハス、自給自足、有機農業、徒歩旅行、ダウンシフト、スローフード、貸農園、サスティナビリティなどの言葉がありますね。

でもスローライフの様式もアイデンティティーがあり人それぞれのようです。

今回のご計画は、そういったライフスタイルをご夫婦共にお考えのご家族が住まう家です。

程よい丘陵地は山を背にすると向かい側ははるか遠くまで自然の風景が見通せます。

プランをつくりながら思考したことは・・・

敷地内でつくった野菜をみんなで収穫し、建物で囲われた広場で洗ったり、仕分けしたり、干したりする場所があるといいな。

平屋は日本の伝統建築の様式を取り入れながらも造形的な空間をつくりたいな。

自然の中で違和感の無い程度のモダニズムで少しだけ「ほーっ」って思える新鮮さ。

家族が集いながら周りからのプライバシーも確保できる中庭みたいなものをとり入れたいな。ただし、光も入り風も通り抜けるように。

インテリアには染画作家の加藤千代先生の作品を置くとのこと。それが似合う場所は曲面の白い壁の中心としたい。

必要なものを必要なだけ買い、スパーでまとめ買いよりは、良質なものをお店を選定して 購入するということなので、収納はわかりやすくすっきりと。

リビングやダイニングのパブリックな場所に物が出てこないようにバックヤードと必ず通る廊下空間にまとめる。

ほかにも様々なことを考えながらエスキスを描いたりしてました。

私自身は現実に実行できていませんが、貸農園とか野菜つくりに最近興味があり、採れたて野菜の調理法や美味しさを探求したいと思ってます。

いままでは「超多忙」ということを理由に料理などもしてませんでしたが最近はほんとうに時々ですが、フライパンや鍋をつかって調理をするのも仕事とは別の感覚で集中できるなぁ、と感じたりしています。

そんな折にこのご計画をさせていただいておりました。大切な人からは歩くことで得られる様々な情報や感性が重要であることも教えていただいたり、

ゆっくり食べることで味わえる美味しさに気づいたり、

出会わせていただく多くの方が、それぞれのスローライフ感をお持ちなのも今の自分の心と体に響いています。

ソトコトの編集長のラジオも興味を持って耳を傾けてたりしてます。

皆さんにとってのスローライフはどんな場所でどんな風に過ごす生き方ですか?

 

 

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