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あたらしい和家
2013年09月17日
先月から、今月までに幾つかの作品が竣工させていただいております。
竣工写真が間に合っていませんが、わたくしのスナップでご覧ください。
建物は周辺環境に依存してしまうことがおおいですが、建築の個性でその周りの景色を「いい雰囲気」に変えられる強さと可能性を持っています。
少し大袈裟に言えば、都市を変えたり、いつも通っている街道がひとつの建築によって、なにか素敵な場所になる。
そんな建築作品をいつも考えています。
インテリアデザインだけでは成し得ないことなのですが、インテリアも大切な要素です。
この「あたらしい和家」と題した住宅は、アンティークがお好きで一人で京都の骨董市にもお出かけになるお母様と現代的で若々しいセンスを持つ20代のご子息とそのお姉さまご家族が集い暮らす場所になります。
和の建築的な表現方法は本当に様々です。素材、光、プロポーション、いつも悩みながら楽しみます。
格子も中間の横桟がある場合とない場合では印象が違いますが、今回は横桟ありで戸枠をイメージしています。
木虫籠格子の様相に見えますでしょうか。