OWNERS BLOG社長ブログ
島の記憶 cap02
2016年09月23日
直島の、家プロジャクト編です。
地中美術館のあるアートサイトとは趣が全く違うのは
地方都市の都市計画や「町おこし」の見本になるかもしれません。
ただ、これだけ著名で才能あるアーティストの方々が集まればですが・・
二期倶楽部の山のシューレのような形も良いですが、街全体という
方が魅力ありますね。
焼き杉と漆喰の建築。
通りを表すプレート
これもアート。
のれんプロジェクト。布のれんと瓦と鏝絵漆喰壁とステンレスの看板が面白い。
安藤忠雄ミュージアム。
杉板にステンレス切り文字のサイン。シンプル。化粧の鉄釘がデザインですね。
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のれんプロジェクトはそれぞれの「家」にデザインがあります。有るだけで空気感が変わります。
玉石のような材料を使った塀。大きな石をフラットに積み上げるのは研究中なのですが
この方法もいいですね。好き嫌いがはっきりしそうなデザイン。
直島の木造建築ではこの焼き杉の外壁が良く使われています。ガイドさんに話を聞いたところ
海の近くなので潮風から守るためのようです。これが必然なんですね。経年でまだらになっていますが
街並みがこのような外壁が多いのであまり気になりませんでした。
栃木で焼き杉は、美しい建築になり得るのかな?と想う機会でした。
ジェームスタレルと安藤さんの共同作品。アートは五感で体験するもの、と思わせてくれる作品でした。
私が好きな杉本博司さんの「海景」を体験できる神社。ア^ティストは遊び心も好きなんです。
木々の間に見える海が杉本さんの作品を表現しているのですが、ここにたどり着くプロセスが重要なのでした。