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素材探求の旅 墨田から上野へ
2017年08月23日
7月の下旬、「すみだ北斎美術館」 へ。
浴衣の女性が多い街なんだ・・と思っていたら偶然にも隅田川花火大会の日でした。アルミのパネルを使用する計画がある為と、菊川工業との打ち合わせが少し煮詰まったのと、そのクオリティーを確認するために現物を確認してみました。
光輝合金発色という加工を特殊アルミパネルに施しているという事です。 「公園の緑や周囲の建物や空など、周りの風景が淡く柔らかく映り込む」というのが妹島さんのコンセプト。パネルの大きさも最大で5メートルあり、パネル間の目地もご覧のとおりです。 そうです、目地底が空いているんですね。幅8ミリ。
ゲーリーオジサマのパリ/フォンダシオン ルイ・ウ”ィトンも凄いですが、北斎美術館は日本人好みの匠の技術が発揮されているように思いました。プリツカー賞受賞者はコンセプト=デザイン=素材のベストな選択肢が常に頭の中に沢山あるのでしょうね。