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OWNERS BLOG社長ブログ

設計・施工事例紹介 -東京から宇都宮/那須への移住をお考えの方へ

2022年01月20日

敷地南よりのファサード/Façade from the south of the site

 

 

厳冬の折、みなさま如何お過ごしでしょうか。  DIPの佐山です。

最近は晴れた日も風の冷たい日が多く、本格的な冬の気配を感じます。

社内でのデザインデスカッションだけでなく、設計や施工現場への立会いなども多くなり、

忙しくも時の達つ早さを感じる日々を過ごしております。

さて今回のブログでは、現在進行中の設計・施工案件のご紹介をしたいと思います。

特に今回は設計・施工だけでなく、東京から栃木県への移住をお考えの方にも読んでいただきたい建築日記です。

ご依頼主は、ご夫婦で東京にお住まいのHさんご夫妻。

那須に移住して家を建てたいとのことで、ホームページからメールにてお問合せをいただきました。

那須や栃木にはご縁がなかった、とのことでしたが、1度旅行で来た際の印象が良かったことや、ご夫婦ともに完全リモートが可能なお仕事だったことが、移住のきっかけだったようです。

実は、最近こういった東京などの首都圏から移住をご希望される方からのお問合せが増えています。

Hさんご夫妻のようにリモートワークでの働き方が推進されたことや、宇都宮や那須は、東京から直通の新幹線が止まり、時間も1時間くらいということもあって、「案外近い」ということに気づかれる方が増えているのかもしれません。

私自身は、栃木県にいる時間が長いので、栃木の観光地でも「日常エリア」になってしまいますが、那須の自然や近くの温泉など、のんびりと楽しめる、いいスポットがたくさんありますね。

また、同じご予算でも、東京と比較すると宇都宮や那須などでは、土地や家の大きさなど、スケール感を生かした「叶えられることの幅」が断然違います。

東京は土地そのものが高いですから、狭小地にどう家を建てるか、などが大切になって、趣味の部屋や広い庭などは、かなり厳しくなるように思います。

自分の理想の家を建てて、地方の「スローライフ」を満喫しつつ、東京に出るにも負担が少ない場所という点でも、宇都宮や那須などは、ライフスタイルが大きく変容した現代の「コロナ後のちょうどいい」場所なのではないでしょうか?

Hさんと、初めてお会いしたのは2020年の8月。

家が完成するまでは、お住まいは東京ですから、ほとんどのお打合せはリモートでさせていただきました。

ご夫妻の希望は平屋。ご夫婦それぞれでリモートワークができる書斎をご希望で、ご趣味の音楽スタジオや、バーコーナーなどのご要望もあり、またJR那須塩原駅にお車で10~15分程度の距離感で、自然(山眺望、木々、広い空、太陽、風)を感じるロケーションという条件もありました。

ご要望を叶えるためには、当然ながら広くて山奥でない土地が必要です。ただ、私どもは、土地探しから設計・施工までワンストップで対応しているので、まったく問題ありません。

一般的な建築会社では、すでに土地を持っている方を好む風潮がありますが、ディップでは土地を持たない方(土地探しからスタートしたい方)からも大歓迎です。

それは、ご依頼主様のご要望を聞いたり、会話を重ねたりする中で、価値観や好み、考え方への理解が深まりますから、その後の設計も、よりご希望にあったものをご提案しやすくなるからです。

また書類上の土地の面積や形状だけでなく、実際のロケーションなどを自身で確認できるのも建築家、デザイナーにとってはとても大切なことです。

土地を買う、家を建てるということは人生で初めての方がほとんどですから、当然分からないことだらけです。不安もあるかと思います。

ディップでは、土地を安心してご購入いただけるように、土地や周辺環境のリスクに関して、プロの視点でお調べしています。詳しくはDIPホームページ内の詳しくはお問い合わせください。をご覧ください。

H様も出会って2ヶ月後には、土地を決定していただき、細かい設計案を詰めていくことになりました。

こちらは実際に決定した土地です。

選定中の土地を東から見る 季節は夏 /Looking at the selected land from the east, the season is summer/

 

土地の購入 「秋」/Land purchase “Autumn”

 

着工時/ At the start of construction

 

2022年1月

 

そして、お聞きしたご要望をもとに模型を使ったご提案も致しました。

H様邸 スタディースタディー模型/Study model of a house

 

模型は、社内の模型専門のモデラーと建築デザイナーとが細かい打ち合わせをしながら制作してゆきます。ご自身の家がどんな家になるのかを瞬時に、かつ継続的にイメージ出来るので、ご提案のツールとしてほぼ全てのクライアントの皆様にご提示させて頂いております。

リビング奥より南庭を望む/View the south garden from the living room

 

上の画像はCGですが、模型と違い素材のテクスチャーや空間の広がり自然光の陰影をイメージしていただくことができます。

また、外観のプロポーションや微妙な色彩の濃度もイメージもしやすいかと思います。

南からのファサード/Façade from the south

 

こうした2次元の設計を3次元にビジュアル化してご覧いただき、ご意見をいただく、という打合せを繰り返して、ご満足いただける設計まで作り込んでいきます。その際に大切な事は「イメージを共有する。」ということです。今回も、50~70枚はデッサンや図面を描いております。

また、東京からの移住の際、地方の銀行のことなど分からない方がほとんどだと思います。

御承知のように住宅ローンは都市銀行、地方銀行、ネット銀行、フラット、など様々な窓口があります。どの窓口も検討は可能ですが、東京などの首都圏から移住の際は、地元の銀行でローンを組むメリットが大きい場合があります。

そうした、金融機関の比較検討や事前審査、融資のサポートも行っておりますので、ご安心ください。

東京から何度も宇都宮に足を運ぶのは簡単なことではありません。だからといって、打合せ回数を減らし、ご要望に耳を傾ける機会を減らしてしまっては良質な設計になりません。ゆえに、ディップではzoomなどのオンライン打合せや、LINEでのやり取りを積極的に活用し、対面しなくても円滑にコミュニケーションが取れる体制を整えております。

また、私たちは宇都宮に会社を構えておりますが、那須や日光などの実績も多数ございます。移住先の自然環境やハザードマップにないリスク、またはメリット・デメリット、保育園、幼稚園、小中学校、病院などの評判や実態、等々、地元特有な情報も持ち合わせております。ぜひお気軽にご相談ください。

初回の打ち合わせも、zoomなどのオンラインや、LINEでのお問合せフォームによりレスポンスよくご対応しております。栃木県内への移住をお考えの方は、まずはディップへご相談ください。

 

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