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DIP OPEN HOUSE 益子の、桜がみえる家 2/24sat /25sun
2018年02月14日
寒い日が続きます。みなさんのお住まいの街では雪の影響はいかがでしたか?DIPのアトリエがあるエリアは坂が多いので雪が降ると車を見なくなります。それもキレイな風景です。
益子の家について・・
益子の見学会を行う住宅には、リビングの目の前に大きな桜の木があります。満開に咲くタイミングは他の桜の木よりも遅いそうですが今年からは完成した家から見えるので窓を開けてお花見ができますね。
栃木県内にはご自分の家で薪ストーブをお使いの方が沢山いらっしゃいますが今回の益子の家には「暖炉」があります。バブル経済華やかな頃は暖炉も取り入れるRCの住宅もありましたが、今回は木造で暖炉です。薪ストーブですとストーブのデザインが前面に出ますが暖炉のインテリアは一言でいうと「自由」です。荘厳にも華やかにもシックにもできるのデザイナーと施主の思想が家の雰囲気を決めますね。また、日本のように四季がある中でも(夏でも)暖炉は違和感なく室内に存在します。まさに家の資産です。実物の存在感を是非感じてみてください。
木造の暖炉は防火上の観点からも設置難易度が高いのです。今回も前回のエタノール暖炉につづいて(株)尾島リビングさんに依頼いたしました。暖炉・薪ストーブの専門業者は県内外にありますが、私が一番信頼できるファイヤーライフのプロです。尾島社長とは20数年来、ことあるごとに色々教えて頂いているのでした。
トイレ内カウンター
写真にあるカウンターはどんな種類の樹種かお判りですか?集成材であることは見て取れると思いますが、単価が高いのでなかなか使いきれない素材です。
登り梁の勾配天井です。この梁にも間接照明が仕込んであったり、火打ち材にも同じく照明が組み込んであります。正面の窓は吹き抜けのハイサイライトですが、小さい窓でも設置する位置で採光と解放感は十分期待できます。分かりづらいですが桜の木の伸びやかな枝が窓越しに見えますね。
[open the door] kakusi tobira
扉の向こうには、また想像できない素敵な空間が・・・・
確かに、清楚な洋館にも見えますし、イギリスの一軒家で100年後も継がれる家のようにも見えるでしょう。ロケーションもヨーロッパの田舎のようにも感じられるかもしれません。見る人によって感性への響き方が大きく変わる家です。