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COUNSELING ROOM家づくり相談室
CASE (宇都宮市/32歳、28歳 ご夫婦)
※A:千本格子戸から東障子を見る B:正面の白建具と硝子障子のバランスがきれい。 C:硝子面のゆがみも美しい。 ※写真は3点とも「硝子作家の家」2014年2月竣工
日本的なデザインが二人とも好きです。
私は「和風」というのでは無く、叙情的な陰陽の雰囲気なのですが、主人は「和モダン」かなぁ、と言っており二人の意見がまとまりません。
こんな時はどのようにすればよいのでしょうか。
ANSWER

共有するのは日本的なデザインという「言葉」ですね。視覚的イメージが湧かない時にはお互いに手紙を書くように好きな言葉を綴り合うと良いですよ。デザインの引き出しは少なくても言葉の引き出しは沢山あると思います。二人とも同じ好きな言葉が見つかればまずは一歩進みます。
「日本的」という言葉を建築家として私なりに考えてみると、手仕事とか職人技とかいう引き出しが開きます。木や石や漆喰の素材を専門職の職人が丁寧に仕上げてゆく。
現代のいわゆる新建材と言われる既製品とは異なる品ですね 。そんな職人が創りだしたモノを使いながら空間を構成するといいかもしれません。 本物は経年してもその美しさは色褪せませんし、深みが増します。

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