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DIP DESIGNアートのある100年住宅

CONCEPTコンセプト

今回の柱となるテーマは大きく分けて3つ。“耐震強化”、“快適な住み心地”、“趣味のアート作品との共存”の3つでした。暮らしやすい動線を守りつつ、建材や採光などを工夫して快適に暮らせるよう考えました。

団塊世代のご夫婦にとっては終の住処として。そして孫やひ孫の代まで壊れることなく100年経っても快適に住める家を目指しました。妥協せずご夫婦のこだわりを形にしています。

DESIGN POINT設計デザインポイント

01訪れる人を楽しませるエントランス
アプローチには自然石を埋め込み、柔らかな曲線を描きつつ重厚感のあるデザインに仕上がりました。ダーク色のアイアン柱を配置することで圧迫感を軽減し、プライバシーを守りながら重くなりすぎない高級感のある印象になります。
02大切なコレクションが最も活きる配置
3階のエレベータを降りると正面にある木彫りの壁装飾は中国の伝統ある技術品であり、ご夫婦がお父様の形として大切に持っていたものです。ご夫婦が大切にされてきたコレクションの数々は、インテリアとして活かされています。
03和洋折衷のリビングダイニングとキッチン
テーブルや椅子はヨコハマクラシック家具の「ダニエル」を使用。白い壁面と茶色いフローリングとマッチしています。広々とした大理石のシステムキッチンは吊戸棚もなく非常にシンプル。その分、作業スペースが広くなり料理がしやすくなっています。

THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い

2つのテイストの庭
客間と書斎の窓越しからは、色の違う2つの庭があります。客間からは日本庭園風、書斎からは南欧風の庭が見えるようになっており、それぞれ違った魅力があります。もともと佐山さんを知っていましたので、おかげで妥協せずこだわったものをつくることができました。
100年住宅
「100年経っても快適な家」がコンセプトでしたので、色褪せないデザインと耐震性などの機能性を大事にしていました。窓は多くありますが、県庁のような鉄筋コンクリート構造で耐震強度を図っています。通気性や採光性も配慮していただき、快適さが保たれています。
アート作品との共存
玄関扉のステンドグラスをはじめとして、それぞれの作品が存在感を持っており、作品一つひとつが尊重された形で配置していただきました。こだわりを形にできる信頼できる建築家と出会い、何度も話し合えたことは本当にラッキーだったと思っています。

GALLERYギャラリー

PLAN OF HOUSE間取り

SUMMARY概要

作品名
アートのある100年住宅
所在地
栃木県宇都宮市
家族構成
ご夫婦
竣工
2015年
延床面積・間取り
319.64㎡(96.78坪) 4LDK
居住タイプ・構造
RC造
ご趣味
旅行
CROSS TALK
恒久的な素敵さがある、100年住宅が完成しました。
ハイスペックな構造計画、断熱計画、外観やインテリアのデザインも恒久的な素敵さを保てる設計をしていただき、100年住宅が完成しました。
孫の代までも住まい続けられる家は少子高齢化のような社会の変化にも対応できる価値の高い資産になると思います。
施主様K様宇都宮市
デザイナー佐山Sayama
流行やその時の趣向に任せたデザインでは時を経て色褪せてしまう恐れがあります。耐久性や耐震性、快適な住み心地を重視し、その上で住まう人の声にお応えすることが家づくりの基本です。建材や採光などを工夫して、より快適に暮らせるよう考えています。
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