DIP DESIGN海景のある平屋
CONCEPTコンセプト
「設計事務所で建てる、それも平屋を。」と決めていた大金さん夫婦。子育て世代の大金さん夫婦にとって大切なことは家事動線、コミュニケーション、そしてアートでした。
没個性にならないモダンな雰囲気を演出し、自由度の高い空間を生み出しています。空間に変化を与え、穏やかな表情を表現するプロの遊び心を盛り込んだ住まいに仕上がりました。
DESIGN POINT設計デザインポイント
01「海景」にインスパイア
玄関を入ると黒と灰色に塗られた壁が現れます。実はこれ、世界的な現代美術作家杉本博司さんの代表作「海景」にインスパイアされた、れっきとしたアートワークです。黒漆喰という伝統技法を用いて作られた玄関ホールは家の顔として、海のような広い可能性を演出しています。
02玄関を直接見せない回遊性の高いアプローチ
道路から玄関を直接見せず、家に連続性、奥行き感、多様性を与えています。アプローチに使われた外壁は「シラス台地」のシラス(マグマが岩石となる前に粉末になった物質で、鹿児島・宮崎の南九州が産地)が素材となった「そとん壁」を採用しました。
03 黒い方はLDK、白い方は寝室と洋室
大金邸は中庭を挟んで長さの違うふたつの家屋をつなぐように建てられています。周囲の視線が気にならないよう設計されていますが、陽の光はたくさん入るよう工夫されています。個性的なデザインと長く暮らせる住みやすさを兼ね揃えた家に仕上がっています。
THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い
100坪の敷地に佇むモダンな平屋
宇都宮市の西にあるクルドサック(住宅地における宅地割りの際に袋小路状の道路を造るもの)と呼ばれる場所にあり、開けた土地で際立った雰囲気をまとっています。建物の工事は妻の実家を建てた大工さんにお願いし、2人の職人によるタッグで生まれた大切な家になりました。
抜かりない生活デザイン
黒と白を基調としたモダンな雰囲気にしていただきましたが、中は暮らしやすいアイディアがふんだんに盛り込まれています。ダイナミックな天井の梁や、アイランドキッチン、キッチン横のパントリーなど色褪せない工夫が施されています。
すべての材料とデザインを厳選した傑作
平屋の良さを全面に打ち出し、壁や造作家具などすべての材料とデザインを徹底的にこだわってくださいました。毎回DIP佐山さんの提案が素晴らしく、完成後の想像がしやすかったです。依頼して本当に良かったと思っています。
GALLERYギャラリー
PLAN OF HOUSE間取り
SUMMARY概要
- 作品名
- 海景のある家
- 所在地
- 栃木県宇都宮市
- 家族構成
- ご夫婦、ご長男
- 竣工
- 2015年
- 延床面積・間取り
- 137.51㎡(41.63坪) 4LDK
- 居住タイプ・構造
- 木造平屋建て
- 価格
- 家づくり相談をいただいた方限定でお教えしております
- ご趣味
- 読書・スポーツ観戦
クロストークCROSS TALK
家をきっかけに新しい出会いが楽しみです。
希望に対し何でも回答してくれる引き出しの多様さ、没個性にならない新しい自分を見つけられる楽しさがあると思い設計を依頼しました。
完成間近の家を見て、自分たちが想い描いた空間で過ごすことは心が豊かになるだろうなと思いました。
家をきっかけに新しい出会いが楽しみです。
完成間近の家を見て、自分たちが想い描いた空間で過ごすことは心が豊かになるだろうなと思いました。
家をきっかけに新しい出会いが楽しみです。
施主様O様宇都宮市
デザイナー佐山Sayama
平屋建てというのはご依頼いただいた当初から決められていました。DIPではご夫婦のご要望にお応えしながら、子育て世代のご家族の家事動線やコミュニケーションが取れる空間づくりにこだわりました。長く快適で飽きの来ないデザインで、ご家族の豊かな暮らしを支えています。