DIP DESIGNLess is More・豊かな空間を持つ家
CONCEPTコンセプト
「Less is More(より少ないことは、より豊かなこと)」この家に名付けられたこの言葉は、20世紀のモダニズム建築を代表するドイツの建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの理念です。
洋風モダンなテイストと曲線を取り入れた二世帯住宅は、女性インテリアコーディネーターならではの細かなこだわりが盛り込まれています。
DESIGN POINT設計デザインポイント
01アーチを抜けると・・・
この家を象徴するアーチには、玄関前にガーデンテーブルとチェアがお出迎え。家族や訪れた方が打ち解けあう場所として最適です。パリのアパルトマンのような空間で思い思いの時間を過ごすことができます。
02スキップフロアでつなぐリビングダイニング
リビングとダイニングをスキップフロアで区切ることで緩やかに居住空間とつながります。また、空間が広く見えるようになり、プラスαの効果があります。友人を招く際にも会話が盛り上がるような開放的な空間を目指しました。
03親子世代で異なる空間
親世帯のリビングはモダンで少々クラシカルに。子世帯のリビングはテイストの違う洗練された空間に仕上がっています。それぞれのライフスタイル、趣味嗜好に合わせた住みやすい空間づくりを実現しています。
THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い
飽きの来ないハッとするデザイン
両親のリビングは、柔らかなカーブがついたキッチンカウンターがポイントです。壁にはマゼンタのアクセントがあり、カジュアルさと重厚感が両立するような不思議な雰囲気が気に入っています。
それぞれのライフスタイルを尊重した住まい
暮らしの機能をほとんど分離していて、寝室はそれぞれ離れた位置に配置されています。かといって家族が希薄になるわけではなく、それぞれのライフスタイルを尊重しながら同じ屋根の暮らしを楽しめています。つかず離れずの絶妙な距離感を自然に取れる空間だと思っています。
諦めず納得いく形にできた
家をつくるうえで譲れない条件がいくつもあり、プレゼンしていただいた回数は10回以上に及びました。リクエストをひとつずつ整理し、お互いが納得するまで何度も意見を交換していただきました。お互いに妥協しない姿勢が実り、理想の二世帯住宅に仕上げていただきました。
GALLERYギャラリー
PLAN OF HOUSE間取り
SUMMARY概要
- 作品名
- Less is More・豊かな空間を持つ家
- 所在地
- 栃木県宇都宮市
- 家族構成
- ご両親、ご夫婦、ご兄弟
- 竣工
- 2012年
- 延床面積・間取り
- 170.62㎡(51.66坪) LDK×2 +5部屋
- 居住タイプ・構造
- 木造2階建て
- 価格
- 家づくり相談をいただいた方限定でお教えしております
- ご趣味
- スポーツ・ご旅行