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DIP DESIGNレンガと中庭のある家

CONCEPTコンセプト

家を建てる前は東京都八王子市に住んでいたガラス作家の川西さん。バックパッカーだった20代のころにガラス細工を学び、今ではガラス作家として透明感のある美しいガラス細工を制作しています。

「実際の作品を見てもらえる場所を作りたい」と宇都宮に移住し、工房兼ギャラリーの住宅を作り上げています。レンガ建ての工房やギャラリー、その奥が住居スペースになっています。

DESIGN POINT設計デザインポイント

01キャンバスのようなギャラリースペース
ギャラリースペースは天井を高くし、まるでキャンバスのような白い壁で明るく開放的な印象を与えてくれます。壁にそってあしらわれた棚やアンティーク家具が作品を引き立てています。
02工房とプライベートを分離
住居部分に進むと、リビングダイニングとキッチンが出迎えてくれます。収納スペースはたっぷりと。生活の場はほぼこちらに集約し、限られた予算の中で快適に住まう機能を確保しています。
03レトロにもモダンにも
一際目立つのがリビングとキッチンの間にあるアンティークをリペアした大型の引き戸です。昔ながらのクラシカルなデザインで、レトロにもモダンにも見える独特な風合いを持っています。

THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い

妥協のない家づくり
当時はまだまだ駆け出しの頃で収入も安定しない時期でした。それにも関わらず快く引き受けてくださいました、限られた予算でしたが、佐山さんは何度も八王子まで来てくださいました。徹底的にこだわり抜く姿勢に驚き、職人として良い刺激をもらえたと感じています。
より集中でき、成長できる環境
移動時間のムダもなく集中して仕事に取り組めますし、仕事の合間に子どもの声を聞くとどことなく安心します。作品はGINZA SIXさんや百貨店などに置いていただけるようになり、技術や感性をこの家で磨くことができました。
古い時代の家具は学びが多い
歴史ある家具はつくりが丁寧で、作家として学ぶべき点も多いです。インテリアとして取り入れるには現代の規格サイズに合わせる必要があったのですが、佐山さんと相談し取り入れることができたので、より自分好みの空間に仕上がってとても嬉しいです。

GALLERYギャラリー

PLAN OF HOUSE間取り

SUMMARY概要

作品名
レンガと中庭のある家
所在地
栃木県宇都宮市
家族構成
ご夫婦・お子様2人
竣工
2012年
延床面積・間取り
109.30㎡(33.10坪) 4LDK
居住タイプ・構造
木造平屋建て一部2階
価格
家づくり相談をいただいた方限定でお教えしております
ご趣味
ウィンタースポーツ
CROSS TALK
家族の声や音が感じられる工房です。
3年半前に東京から宇都宮に移住し、ガラス工房と住宅の設計をDIPさんに相談させて頂きました。
レンガ造りのガラス工房と自宅、リビングの建具は和物アンティークをリペアして建て込んで頂きました。
家族の声や音が感じられる工房で、硝子職人としての作品の制度を日々高めていければと思っています。
施主様中江様宇都宮市
デザイナー佐山Sayama
ギャラリースペースと工房、居住空間をゆるやかに分けており、仕事に集中しやすい環境を整えています。外構のレンガや大きな引き戸などは、感性豊かな施主に応えた形です。経年変化も楽しめるよう素材選びには特に力を入れています。
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