DIP DESIGN月を観る広いベランダがある家

宇都宮市内の高級住宅街として人気のあるエリアに家を建てたHさん。美しく整備されたプロムナードに、くり抜いたような2階のテラス部分が特徴の家を建てました。

シンプルな箱型の住まいの中に、光が差し込む開放感と生活動線に配慮した機能的な設計が充実しており、豊かな空間が広がっています。

01ミリ単位のベランダ

特徴的なベランダは、暮らす人のプライバシーやセキュリティに配慮しながらも、プロムナードを歩く人々にも優しく受け止められるようにしています。ベランダの壁の高さは歩行者の視線と向かいのマンションからの視線を配慮したものです。実際に向かいのマンションに人を立たせ調整しています。

02LDKは照明がいらないほど

ベランダとつながるLDKには、日中はたくさんの光が差し込み、部屋全体を明るく照らします。LDKとベランダは一体化して使えるので、家でもバーベキューを楽しめます。アウトドアダイニングとして使える開放的なプライベート空間です。

03モノは少なく、心は豊かに

収納家具はあらかじめこちらで造作。調理家電を隠せるように設計し、適量を適所に収納できる機能的な住まいを心がけました。モノを増やしたくないH夫妻の期待に答えるスッキリした空間に仕上がっています。

自分たちらしい空間

最初は分譲マンションの意見もありましたが、自分たちらしい空間をするには戸建て、それも設計住宅が良いと思っていました。元々土地建物付きの物件でしたが更地に戻してイチから理想の家づくりをスタートしました。そのおかげでたくさんのこだわりが詰まった家ができあがりました。

窓は少ないのに明るい

2階のベランダに続く窓以外は小さな窓がほとんどなのですが、日当たりがよく開放感があります。外の視線は気になりませんが完全に遮断されたわけではなくこの土地の良さをしっかり活かした住まいになっています。

ベランダは第2のリビング

アウトドアが好きで、バーベキューが家でもできたらいいなと思って広いベランダを希望しました。モノは少なく、心は豊かに。そんなコンセプトを体現する住まいです。星空を眺めながらの食事はいつも以上に美味しく感じます。苦労もありましたが、おまかせして良かったです。