DIP DESIGN笑顔とドラムの家
CONCEPTコンセプト
宇都宮市の東宿郷にある石原邸。横幅6mもある2階のテラスは、上を望めばヌケ感のある空、下を望めば中庭のウッドデッキを楽しめます。
駅近の商業エリアにある敷地は、ゆくゆくは周囲に高層ビルなどが建ってしまう懸念があり、快適な暮らしの実現には、プライバシーの確保は最優先事項でした。
DESIGN POINT設計デザインポイント
01夢を叶えた広いテラス
1階はLDK、2階は寝室などのスペースがあります。2階のテラスは横幅がなんと6mも取られています。これは奥様の要望で、アニメのワンシーンのように洗濯物を一気に干して風になびかせたかったとのことで、その夢を反映させた形になっています。
02プライバシーを守る外壁とルーバー
ガルバリウムの外壁と木材のルーバーで境界を作り、外観のインパクトとプライバシーの確保を与えています。無機質と有機質の組み合わせは、経年により異なる表情を見せてくれます。隣家と程より距離感を取り、プライベート空間を作り上げています。
03都市型住宅の理想形
敷地面積は決して大きくありませんが、敷地に6畳ほどの中庭を盛り込んでいます。夜になるとシンボルツリー「イロハモミジ」が室内の光で優しく照らされ、情緒的な雰囲気があります。この建物の外壁材は外壁材メーカーのフォトコンテストで優秀賞を受賞しています。
THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い
室内でも外を感じられる空間
駐車スペースを2台分確保したので敷地は狭くなりましたが、それでも閉塞感がなく、それでいて外を感じさせるのが佐山さんの凄いところです。日当たりも風通しもよく、プライバシーを守られて、私たちらしい遊びの詰まった家になりました。
小さなこだわりが随所に
木材のルーバーは石川県金沢の木虫籠(きむすこ)をイメージしたもので、普通の格子よりも細く狭いそうです。壁や床、天井など一つ一つに統一感があって、長く住むことを想定した居心地の良い家に仕上がっていると感じています。
中庭の窓にあるカウンターバーがお気に入り
中庭のキッチン側の窓にはカウンターバーが設置されていて、私たちのお気に入りの場所になっています。おしゃべりしながらお酒を飲んだりくつろいだりできる場所で、素敵なレストランやバーよりも心地よい時間を過ごせます。庭の景色が眺められるのも嬉しいです。
GALLERYギャラリー
PLAN OF HOUSE間取り
SUMMARY概要
- 作品名
- 笑顔とドラムの家
- 所在地
- 栃木県宇都宮市
- 家族構成
- ご夫婦
- 竣工
- 2011年
- 延床面積・間取り
- 73.42㎡(22.23坪) 2LDK
- 居住タイプ・構造
- 木造2階建て
- 価格
- 家づくり相談をいただいた方限定でお教えしております
- ご趣味
- バイク・音楽演奏