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DIP DESIGN鉄と漆喰の家

CONCEPTコンセプト

栃木県高根沢町の静かな里山のふもとにたたずむ川口邸は、大きな窓と大きな庭が特徴です。2007年ごろに設計したもので、昼は気持ち良い緑を感じ、夜は柔らかに灯る明かりがやさしい住空間に仕上がっています。

2階が生活スペースで、1階はカフェとして利用できるようになっています。夫婦の夢がつまった空間は、施主の遊び心が垣間見えます。

DESIGN POINT設計デザインポイント

01夢のつまったカフェスペース
店内は梁の素材感や薪ストーブ、土間を設置した古民家風の雰囲気を大切にしたナチュラルな空間です。外観の壁や白漆喰と黒の土佐漆喰を塗りわけ、空間のアクセントにしています。友だちの家に遊びに来たかのような雰囲気の、遊び心のあるカフェ空間です。
021階と2階を貫く大きな開き窓
カフェの顔であり家の顔でもあるのが、スチール枠で縁取った1階2階を貫く開き窓です。窓を開けると心地よい風が1階を通り抜けます。大きな窓から眺める景色は、庭と一体となり絵画のような美しさです。この空間でのひとときを極上のものに変えてくれるはずです。
03未来を見据えた多角的な設計
当時は自分の個性を出そうとしたり、変わった素材を使いたがったりという思いが強かったように思います。川口邸ではバルコニーの手すりを木製にしたことで、3年後根元がぐらつくことがありました。現在はその素材を使うメリットやデメリットを説明しながら、未来を見据えた広い視野の設計を心がけています。

THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い

和洋折衷のカフェ空間
宇都宮のAGカフェが私のお気に入りでした。その雰囲気を参考にスチールサッシや扉をつくりました。土間と薪ストーブという組み合わせも相まって和洋折衷の不思議な空間に仕上がったと思っています。
やりたいことが膨らんでいく
カフェだけでなく色々やりたいことがあります。お店を開いたら今度はギャラリーのような場を設けるなど、やりたいことは膨らんでいます。庭は岐阜のサッカー場で使われている芝を植える予定です。すでに夢のつまった場所ですが新たな夢が膨らむ場所でもあり、とても楽しい日常を送っています。
人が集まる場所
ついつい「おじゃまします。」と言ってしまいたくなるような過ごしやすい家に仕上がっていると思います。1人でいたい時も誰かと喜びを分かち合いたい時も、気軽に訪れやすいような場所を目指し、これからもこの家を育てていきたいと思っています。

GALLERYギャラリー

PLAN OF HOUSE間取り

SUMMARY概要

作品名
鉄と漆喰の家
所在地
栃木県高根沢町
家族構成
ご夫婦、お子様2人
竣工
2006年
延床面積・間取り
174.13㎡(52.72坪) 4LDK
居住タイプ・構造
木造2階建て
価格
家づくり相談をいただいた方限定でお教えしております
ご趣味
カフェ廻り
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