DIP DESIGN奥ゆかしい一部平屋の家
CONCEPTコンセプト
烏ケ森公園近隣のアパートに住んでいた岡田さんご家族。そろそろ新築に住みたいと岡田さん夫婦が見つけたのは、なんと住んでいたアパートの隣の敷地でした。
一見コンパクトに見えますが、実は延床面積は約60坪。平屋と2階建ての建物を上手に組み合わせながら、奥行きのある落ち着いた佇まいが実現しています。
DESIGN POINT設計デザインポイント
01ゾーニングによる間取りの配置
ゾーニングとは、建築やインテリア計画における設計プロセスのひとつ。空間を機能や用途別に分けてそれぞれに必要な広さや位置をゾーンとしてとらえています。採光確保や高さのバランスを考慮し一部平屋となりましたが、より快適な空間活用を実現できています。
02半帖畳を使用した平屋の和室
和室の畳はオーソドックスな畳ではなく半帖畳を使用。通常の半分のサイズの畳がオシャレで現代的な雰囲気を演出しています。五尺七寸(1m73cm)の黒障子は岡田さんの要望であちこちから探し出してきた逸品です。
03使いやすい駐車スペース
道路に面したピロティ部分は駐車場(自転車置き場)と勝手口が直結しており、雨の日でも濡れないつくりです。その上、ドアを開けるとパントリーにつながっていて便利な構造になっています。車庫入れや乗り降りもしやすい広さで、日常のストレスにならないよう工夫しています。
THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い
ご縁で実現した理想の住まい
DIP佐山さんにお願いしたのは、私の先輩である「kuribayashi-no-ie」斎藤さんのご自宅を見たことがきっかけです。スキップハウスが特徴的な斎藤さんの家を見るうちに、私もDIP佐山さんにお願いしたいと考えるようになりました。
まさか、すぐ隣に家を建てるとは
住んでいたアパートの隣に土地があることは知っていましたが、まさかここに自分の家を建てることになるなんて思ってもいませんでした。平屋部分は斎藤さんの家と同じ素材の塗壁で、それでいて斎藤さんの家とも違う個性が表現されていて、家づくりの奥深さを感じています。
広く開放的なリビング
リビングは私たちのお気に入りの場所です。吹き抜けで天井が広く、採光も良く明るい空間が好きです。家族で使うスペースとそれぞれのプライベートスペースは確保されているので、家族のつながりを感じながら自分らしい暮らしができるのがこの家の良いところです。
GALLERYギャラリー
PLAN OF HOUSE間取り
SUMMARY概要
- 作品名
- 奥ゆかしい一部平屋の家
- 所在地
- 栃木県下野市
- 家族構成
- ご夫婦、お子様2人
- 竣工
- 2016年
- 延床面積・間取り
- 125.19㎡(37.90坪) 4LDK
- 居住タイプ・構造
- 木造平屋建て一部2階
- 価格
- 家づくり相談をいただいた方限定でお教えしております
- ご趣味
- 家族旅行