DIP DESIGNおもちゃの街の家
CONCEPTコンセプト
「いずれは賃貸にしたい。」という施主の希望に応えるためできたのは、二世帯住宅のような左右対称のデザインです。打ちっぱなしコンクリートのつくりも施主様きっての希望で、他の家とは違った独特な住宅に仕上がりました。
壬生の「おもちゃのまち」にあるこの家は、住宅としての機能はもちろん、まだ見ぬ借り主が思わず借りたくなるデザインを最優先した設計を心がけています。
DESIGN POINT設計デザインポイント
01シンメトリーの空間
シンボルツリーを軸にシンメトリーとなっている外観は、コンクリートならではのグレイッシュなトーンで統一されています。まるでドラマの登場人物が住んでいるかのような空間は、2つの玄関ドアと平等かつ同じレイアウトで構成されています。
02コンクリートと大谷石の組み合わせ
コンクリートは無骨さや飾らない素材感がありますが、外の冷気や熱気を吸収するため夏は暑く、冬は寒くなりがちです。結露やカビ、水アカの対策も必要です。この家では大谷石を加えることで素材の調子を整え生活に馴染む空間を生み出しています。
03シンメトリーを強調する外観
シンメトリー住宅のアクセントは、2階まで伸びるシンボルツリーです。正面のフレームをあえて張り出して作り、均整の取れた美しいつくりになっています。スタイリッシュさを突き詰め、ロジカルな美しさで個性を表現しています。
THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い
都会的なオシャレな雰囲気
1階に水回り、2階にリビングスペースが置かれた左右対称のレイアウトで、一人暮らしやカップルが住むには充分な仕様にしていただきました。ドラマのような都会的な雰囲気で、将来住む人が自慢したくなるような住まいになったと思います。
見た目だけじゃない
打ちっぱなしだけでは生活環境としてデメリットがあるということで、大谷石とミックスしてあります。屋根は斜めに切られていて無骨なだけではないシャープな印象があります。DIP佐山さんのおかげで、スタイリッシュで個性的な住宅に仕上がりました。
新たなライフスタイルの拠点に
夫婦で暮らしているとどこか遊び心を感じる住まいになっていると思います。シンメトリーだからこそ部屋の雰囲気を大きく変えられますし、気分やライフスタイルに合わせた暮らしができます。将来、色々な人の生活拠点として活躍してくれることを楽しみにしています。
GALLERYギャラリー
PLAN OF HOUSE間取り
SUMMARY概要
- 作品名
- おもちゃの街の家
- 所在地
- 栃木県壬生町
- 家族構成
- ご夫婦
- 竣工
- 2005年
- 延床面積・間取り
- 60.3坪 2LLDDKK
- 居住タイプ・構造
- RC2階建て
- ご趣味
- ドライブ・食べ歩き