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DIP DESIGN那須塩原の家

CONCEPTコンセプト

建主が母親のための生活拠点として建てた住宅。奇しくも、栃木県宇都宮市に居を構えたDIP建築都市設計事務所の記念すべき一棟目となった住宅です。

皇室ゆかりの避暑地として名高い那須塩原。本邸の周囲も自然が多く残り、住みやすい環境が広がっています。スイーツ製造会社を経営し建築と内装デザインにも造詣が深い建主でしたが、独立前に縁のあったDIP佐山に設計を委ねる形になりました。

DESIGN POINT設計デザインポイント

01安全性能の高いハイブランド住宅
Tさんの理想は、家全体が暖かみにあふれた安全性能の高い住まい。そこでDIP佐山はコンクリートの壁式構造に木造屋根を組み合わせ、モダンな雰囲気の平屋を設計しました。力強い鉄筋コンクリートと木のぬくもりをうまく融合した住宅になっています。
02寒い地域に対応するアイディア
外壁のコンクリートにはタイルを貼り、お母様のため北海道の住宅で使われる防風壁を作るなど、寒さ対策を重視しています。風通しや日当たりも考慮しており、庭に面した東側のデッキはリビングやダイニングキッチンを囲むように設置し、室内にいながら自然を享受できる空間に仕上がっています。
03初心を思い起こすDIPの原点
設計に関して全面的に任されていたものの、建築設計の思想やコンセプトの面で、建主Tさんにはだいぶ勉強させていただきました。設計の際はその人の物語を深掘りする必要があること、面白い発想やデザインばかり優先せず、住む人たちのことを深く考える必要があることを教わった、恩人のような家です。

THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い

住みやすさとプライバシーを確保
リビングからデッキ、外の風景へと視線が広がって、開放的な雰囲気になっています。高級感もありますがプライバシーも確保されていて、周りを囲む柘植の木がここで暮らす母に安心をもたらしてくれています。日当たりもよく快適に暮らせているようです。
ラフで高級感のある空間
リビングの天井には木毛セメント板という当時のトレンドを採用していただいています。独特の風合いがあって、濃い色の梁と組合わさり、落ち着いた高級感のある空間に仕上げていただきました。リビングには畳もあり、様々な過ごし方を楽しめるようになっています。
都会では味わえないひととき
東京からのアクセスも良く、豊かな自然や温泉が楽しめる別荘地としても名高い場所です。都会にはない那須塩原ならではの魅力を活かした、余計なものがない洗練された生活拠点に仕上がったと思っています。DIP佐山さんと深く意見交換したことで、居心地の良い理想の住まいに仕上がりました。

GALLERYギャラリー

PLAN OF HOUSE間取り

SUMMARY概要

作品名
那須塩原の家
所在地
栃木県那須塩原市
家族構成
非公開
竣工
2000年
延床面積・間取り
47坪
居住タイプ・構造
鉄筋コンクリート+屋根のみ木造
ご趣味
旅行・読書
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