DIP DESIGN遊び心をくすぐる家

CONCEPTコンセプト

宇都宮市「富士見が丘」は自然の趣が残る住宅地です。整然とした住宅が建ち並ぶこのエリアには、美容室を営む野村さんご家族の家があります。

この家の完成は2003年ごろ。DIP立ち上げの頃に手掛けた「那須塩原の家」と同時期になります。限られた予算の中でアイデアを詰め込み、野村さんご家族らしい住まいをご提案しています。

DESIGN POINT設計デザインポイント

01ツートーンカラーの外観

いちばん人目につきやすい外装は、不変のクリーンさを持つ白とスタイリッシュな印象を強調するグレーを組み合わせたツートーンカラーに。外構の緑とも調和して、この家のデザイン性をさらに高めています。

02NOMURAの格子戸

家に入ると、完全オーダーメイドの格子戸が出迎えてくれます。玄関からリビングを見通せてしまうのを防ぐ役割ですが、格子戸にはアルファベットで「NOMURA」と彫刻されています。家族がくつろぐ部屋への第一歩で、特別な体験を感じさせてくれます。

03木組みのアクセントウォール

格子戸を抜けると木組みのアクセントウォールが目を引きます。工務店からかき集めた木の端材を組み合わせて作ったテレビボードです。DIP佐山が工事中に自ら並べたもので、部屋の印象をグッと引き締める良いアクセントになっています。

THE FEELINGS OF THE OWNER施主の想い

遊び心のある住まい

階段が圧迫感のないスケルトンになっていたり、リビングにはオブジェを置ける飾り棚があるなど限られたスペースにたくさんのアイデアを詰め込んでいただきました。壁やドアが少ないので開放感があり、家族の会話も自然と増えています。

モダンな雰囲気のキッチン

白いタイルに白い天板でまとめられたキッチンはお気に入りの空間です。リビング全体が見渡せる位置で、階段を登る家族の様子も見えるので安心です。カウンターテーブルがあるので料理をしながら家族と会話ができたり、子どもの宿題を見てあげられたりできるので、とても快適です。

程よいデザインと機能性のバランス

部屋の中は遊び心たっぷりですが、その分外観はシンプルになっていて、周囲に浮かないバランスが取れていると思っています。キッチンの位置や日当たりなどプロならではの目線で配置されているので、実際に住むことでこの家の快適さを改めて実感できました。

GALLERYギャラリー

PLAN OF HOUSE間取り

SUMMARY概要

作品名: 遊び心をくすぐる家
所在地: 栃木県宇都宮市
家族構成: ご夫婦、お子様2人
竣工: 2010年
延床面積・間取り: 36坪
居住タイプ・構造: 木造2階建て
ご趣味: 自転車・アウトドア

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