OWNERS BLOG社長ブログ
島の記憶 cap3~歴史の街へ
2016年10月01日
地中美術館はエキセントリックな展示が沢山ありました。ジェームズ・タレルやウォルター・デマリアなどなど。李禹換と草間さんのかぼちゃを横目に島を離れるためにフェリー乗り場へ・・・
外観を見ると、「日本でこんな空気感の設計をするのはあの人とこの人と」、と3人くらい思い浮かびますが、そのうちのお一人の作品はこの後の京都で出会います。
ちょっと時間があったので近くのアート作品へ。
本当は入りたかったのですがこんな銭湯が近くにあったら元気がでちゃうかもしれませんね。
上の写真はフェリーターミナルの目の前にある「ふうちゃん」
こちらはアートでもなんでもないただのお店です。
店主が手作りしたであろう看板サイン類は直島という場所柄アートに見えなくもないですが、やはりアーティストのこだわり作品とは全然違う空気でした。
たこ焼きは美味しかったけどね。
私が尊敬する建築家は国外ではルイスカーンと、国内では谷口先生。
タカメジ、サレメジと22,3歳頃よく教え込まれました。たかが目地、されど目地。
街を歩いていたら突如あらわれた建物。優秀な研究者の方が育つ環境がもっと整うことを願います。
市内の普通のお店ですがなんとなく現代京都の街並みを象徴する「場面」だったので撮ってみました。
両脇のマンションが無かった時代、このファサードが連なっていたであろう時代、電柱が無かった時代。
壊して造ることはのは簡単ですが新しいモノにも「文化の空気」が感じられると良いですよね。
皆川さんのメルマガが週一くらいで届きますが、短い文章に彼の作品の原点が感じられるので面白いです。
京都店のインテリアが素敵だったので白金やワタリウム前のお店、代官山店にも行きましたがここがいちばんよかったですね。
島の記憶 の徒然集は以上です。次回は進行中のデザインお仕事レポートの予定です。