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【間取り事例付き】中庭が住まいにもたらすもの-DIPが提案する、中庭づくり-
2023年10月01日
中庭のある家での暮らしを、想像したことはありませんか？
「外からの視線を気にしないで、家族専用の庭を楽しみたい‥」
「玄関ホールに家族やゲストを迎える小さな庭をしつらえたい」
そんな夢をかなえる中庭のある暮らし。
敷地の特性を活かし住む人の暮らしにマッチする、DIPならではの「中庭のある住まい」をご紹介します。
目次
中庭のある間取りの魅力
都市住宅の計画で、住まいに中庭を組み込んだいわゆるコートハウススタイルの住宅は、採光・通風・プライバシーの確保など、さまざまなメリットがあります。
ただ、その一方で、建物の立地条件、敷地の状況、建物と中庭のバランスなど、間取りやデザインには繊細な機微も必要で、設計者の審美眼と豊富な知見が求められます。
中庭のある住まいづくりのポイントについて、DIP代表取締役佐山氏のお話を伺いました。
中庭を絵画のように切り取る「ピクチャーウィンドウ」という方法
エントランスホールなどにアート作品をディスプレイするような感覚で、中庭を見せることがあります。上の画像のドアを開けると絵画のような中庭が迎える住宅では、エントランスホールの先に設けた中庭にユーカリの木を植えて、ライトアップしています。
プライベートな中庭空間で、シームレスに暮らす
・程よい距離間を保ちながらも、家族の気配を感じることができる（二世帯住宅）
・外と中の空間をシームレスに繋ぐことができる（FLを揃える、中庭の床材はタイルやウッドデッキなど 長期にわたって管理に手がかからなものが望ましい
・中間領域を楽しむ。中庭はプライベートな屋外空間なので、カーテンブラインドをつけないですっきりと暮らすことも可能
中庭を住まいに組み込むためには、水密性の高い鋼製建具をいかに美しくおさめるかフルハイトのサッシの天井床壁との取り合いなどディテールを大切にしています。」と佐山。
中庭を囲う家は、外からの視線もストレスフリー
北中庭の家では、洗面脱衣室のドアから中庭に出て歯を磨いたりすることもできます。
入浴後に窓を開けておけば風通りもよく、浴室洗面所をより快適にできる効用もあります。
DIPのおしゃれな中庭集 from STYLEBOOK
DIPの施工例の中から、中庭のある住宅の施工例をご紹介します。
家族が向かい合う、中庭を囲む家
採光、通風に優れ、雁行型の広々としたリビングルームがリズミカルな印象の住まい。
「シンボルツリーのある中庭が良いアクセントになり、お茶を飲んだりバーベキューをしたりするのにちょうどよい場所に。夜になるとリゾートのような雰囲気が出て気に入っています」とお施主さま。中庭が、住まいに広がりと奥行きをもたらしています。
中庭とガレージのある家
優雅なアールを描くビルトインガレージの先にある玄関ドアを開けると美しいユーカリの木が出迎える住まい。
「まるで絵のようにきれいにおさまっています。中庭ごしの自然光、夜のライトアップそれぞれに美しく、ホテルのような趣があります」とお施主さま。
隣接する公園の緑とリンクした中庭を楽しむ住まい
シャープなチャコールグレーの外観と、リビングから眺める白い外壁の中庭の印象が鮮やかなコントラストを描き出す住宅。
隣接する公園の緑と連動した中庭の緑をLDKに取り込み、心地よい空間に。
2世帯住宅を結びつける4つの中庭のある平屋
中庭ごしに、親世帯の気配を感じることができるLDKの間取り。外部に対して閉じ、中庭に面した開口部はフルハイトでオープンに。カーテン、ブラインドをつけずにオープンに暮らせるのもコートハウスの強み。
中庭にカウンターバーのあるコートハウス
約10㎡の中庭。シンボルツリーの奥に、バーカウンターを設置。友人・家族全員で「中庭でワイン」を楽しむ中庭はお施主さまのお気に入りのスペース。
コートハウスタイプの住まいで、道路側に金沢の木虫籠（きむすこ）をイメージした木製ルーバーを設た雅なコートハウス。
リゾートスパのような中庭を楽しむ浴室のある住宅
洗面脱衣室に中庭に出入りするドアを設置。入浴後、中庭でリフレッシュできる。
ビューバス リゾートスパのよう！外で歯磨きをしたり体操できそう！
北側の寝室から、中庭越しに洗面・浴室を見る。浴室にも中庭に面した窓を設け、庭を眺めながら入浴を楽しめる。
「リゾート施設のビューバスのように、浴室や洗面脱衣室に大きな窓を設けて、中庭の景色を楽しみたいというご要望も多くいただいております。
八角形の中庭がある住まい
2005年竣工
「外に閉じ、中に開く」コートハウスならではのギャップが楽しい中庭を囲む間取りの住居
「中庭のある住まい」で心地よい距離感のある暮らしをDIPで実現
DIP建築都市設計事務所は、栃木県宇都宮エリアを拠点に「Identityのある住まい」づくりを20年以上にわたり手がけ、これまでに2,300軒の住宅建築に携わってきました。
「中庭のある住まいは、自然光をやわらかに室内に取り入れる、風通りの良さ、プライバシーを守りつつ戸外を楽しめるなどさまざまです。中庭のある住まいでは、家族は程よい距離感を保ちながらも、同じ景色を眺め、向かいあって暮らすことができます。ぜひ、中庭のある暮らしを楽しんでください」（佐山）
住まいは、家族のライフスタイルに大きな影響をあたえます。信頼できる相談相手が見つかれば、家づくりは夢を具現化する、楽しいプロジェクトになります。
まずは、DIP建築都市設計事務所にご相談ください。
●監修
佐山 利光さん
株式会社DIP建築都市設計事務所 代表取締役。 一級建築士。
事務所名DIPの由来は、D（Dream お客様の夢）I（Identity）P（Partner）〜それぞれのお客様の住まいに対する夢を実現するパートナー〜という企業理念による。
建築家の作品ではなく「その人らしい家づくり」を大切にして、常にお客様によりそった住宅・店舗づくりを提案している。
創業以来、住宅および店舗合わせて2,300棟以上の新築・リノベーションプランに「お客様のIdentity」を投影した建築を手がけている。
●ライター
藤江 薫
二級建築士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター。電鉄会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」として、７年間で1,000組以上の住まいの進路相談を担当。不動産購入・売却・新築・建て替え・リフォーム・住みかえなど、問題解決のために、さまざまな選択肢を提案。セルフビルドの自宅でバードハウスを製作している。