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おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選-

2023年07月14日

プライバシーを確保した都市型住宅向けウッドデッキから、景観を楽しむデッキ、リビングルームの延長型など、ウッドデッキにもさまざまなタイプがあります。

 

賑やかにバーベキューパーティをしたり、お気に入りの椅子を持ち出して本を読んだり…

マイホームにいながらアウトドアライフを楽しめるウッドデッキで、豊かな時間を過ごすために、立地条件・暮らし方を広げるウッドデッキづくりのヒントを紹介します。

 

 

ウッドデッキとは?

ウッドデッキとは、屋外のリビング空間を拡張するために使われる木製や、樹脂を混合した合成木材の床面です。
耐久性のある材木で作られることが多く、リビングの延長として部屋を広くみせることができます。
また屋外空間を有効活用することができることからも、近年ウッドデッキの人気が高まっています。

 

ウッドデッキでできること

ウッドデッキは幅広い用途で利用されており、例えば屋外でのリラクゼーションや、読書、日光浴、友人や家族との食事やバーベキューなどを楽しむことができます。また、ヨガやエクササイズ、子供の遊び場としても最適です。
屋外用のテーブルや椅子を設置してセカンドリビングとして利用したり、ガーデニングスペースとして活用することもできます。
ウッドデッキで過ごすことで日常をより特別な時間に感じられるでしょう。

 

暮らしを広げるウッドデッキ施工例8選

ウッドデッキは、住まいのインテリアとエクステリアをつなぐ<中間領域>として、大きな役割を果たします。

住宅のプランニングに際して、ウッドデッキを住まいに取り入れて、豊かな空間と時間を楽しみたいと考える人は少なくありません。

 

・「家族で休日ブランチを楽しみたい」
・「秋の夜長、お月見をしながら夫婦でお酒を嗜みたい」
・「愛犬や子どもたちとプールを持ち込んで水遊びをしたい」

DIPでは、建物の立地特性やお客さまのご要望を踏まえたうえで、住空間や住む人の暮らしを豊かに広げるウッドデッキを提案しています。
今回は、DIPの施工事例の中から、空間や時間を広げるウッドデッキをご紹介します。

 

 

木材にもこだわった南洋材のウッドデッキ

森と湖の家外観画像 ウッドデッキ 森と湖の家外観画像 ウッドデッキ

森と湖の家

中禅寺湖畔という稀少なロケーションにたたずむ美しい住宅。

絵画のような景観に溶け込み、湖畔にせり出すようにデザインされた、南洋材のウッドデッキです。堅木の南洋材は水辺に強く、時間の経過とともに美しい銀白色に変化して、趣きある佇まいとなります。雄大な自然と一体化するウッドデッキで過ごすことで、より自然を身近に感じることができるでしょう。

 

 

プライバシーを確保しながらも、アウトドア感覚を楽しめる都市型住宅のウッドデッキ

ウッドデッキ おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選-

笑顔とドラムの家

駅近の商業エリアに立地する住宅。将来、近隣にマンションなどが建ち並ぶ可能性があるため、1階と2階それぞれにウッドデッキを設けています。

1階のウッドデッキは、プライバシー確保のため、金沢の木虫籠(きむすこ)をイメージしたルーバーで仕切っています。1階のウッドデッキは10㎡ほどの中庭スタイルで、夜になるとシンボルツリーのイロハモミジをライトアップして楽しめます。

 

2階のデッキは、奥様の要望で、アニメのワンシーンのように洗濯物を干して、風になびかせたいという夢を実現したものです。

 

リビングルームから延伸する、石材タイルのアウトドアリビング

城址公園の家 タイルデッキ 城址公園の家 タイルデッキ

城址公園の家

リビングの延長のように、高さも色調も揃え、リビングルームとの連続性を大切にした石材タイル貼りのタイルデッキ。
屋根を設け、ダウンライトを取り付けて、日差しの強い日や雨の日も、セカンドリビングとして活用できます。

 

 

リゾートホテルのような、2階のウッドデッキ

北参道の家 from おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選-北参道の家 from おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選-北参道の家 from おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選-

北参道の家

2階リビング・バスルームに繋がるおしゃれなウッドデッキ。近隣の公園の桜や夜景を楽しむことができるように計画しています。湯船につかりながら夜景を楽しめるバスルームは、リゾートホテルのスパのようなくつろぎ空間に。

なお、1階には防音室があり、弦楽器を楽しまれるご夫婦の理想に応えています。

趣味部屋アイディア集!レイアウトのポイントやDIPの実例を紹介

 

二世帯住宅を繋ぐウッドデッキ

モダニストだけど オーガニックも似合う家 from おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選- おしゃれで暮らしを彩るウッドデッキ-DIPの実例8選-

モダニストだけど オーガニックも似合う家

親と子それぞれのライフスタイルは守りながらも、つながりを感じながら過ごせるように考えられた2世帯住宅。
2階のリビング&ダイニングキッチンはウッドデッキにつながるレイアウトで、光や風を楽しめる快適空間に。
「ほどよい距離感を保つ2世帯住宅」のアウトドアリビングとして活躍します。

 

 

プライバシーを守る目隠しのあるウッドデッキ

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森の見える家

外部からの視線をシャットアウトしながらも、目の前にある森の緑を楽しめるように、2階に突き出したウッドデッキにルーバーを設置しています。緑をたのしむアウトドアリビングとして、ご家族のお気に入りスペースに。

 

 

2世帯住宅の中庭にウッドデッキをレイアウト

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四つの中庭のある家

まるで美術館のような平家建ての2世帯住宅。家族のつながりを意識しながら、それぞれの世帯が快適に暮らせるように、メインの中庭を取り囲むようにウッドデッキをレイアウトしています。

サッシ上部の欄間スペースもガラスで仕上げてあるので、リビングとウッドデッキスペースの連続性が床だけでなく天井でも感じることができます。

 

 

パラペット(手すり壁)がある2階ウッドデッキ

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月を観る広いベランダがある家

暮らす人のプライバシーやセキュリティに配慮しながらも、道行く人々にも目を向けた住宅。ベランダの壁の高さは歩行者の視線と向かいのマンションからの視線を配慮したものです。実際に向かいのマンションに人間が立って高さをチェックしたとのことです。

 

 

おしゃれなウッドデッキの作り方

創業以来、DIP建築都市設計事務所の代表取締役として、数多くの住宅や店舗の設計を手がけてきた佐山に、ウッドデッキづくりのヒントを聞きました。

 

 

ウッドデッキを作りたいというお客様は3タイプ

佐山によれば、ウッドデッキを作りたいというお客さまは、次の3タイプに分けられるとのこと。

  • 手入れのしやすさ優先の「樹脂材デッキ」を作りたい
  • 堅木の南洋材で「天然木ならではの銀色のウッドデッキ」を作りたい
  • タイル敷のタイルデッキを作りたい

 

「最近は、樹脂製のデッキ材で作りたいというお客さまが増えています。

塗装やメンテナンス不要の手軽さから、洗濯物干しからバーベキューまで気軽につかえそうで人気があります」と佐山。

 

「その一方で、DIPの施工例をご覧になって『天然木のデッキに惹かれる』という方もいらっしゃいます。中禅寺湖にある森と湖の家のお客さまのように、時間と共に味わいを増す、天然木の魅力を大切にするウッドデッキ愛好家は、耐久性に優れた南洋材の堅木のウッドデッキを選びます。」

 

「施工して1年ほどたつと、南洋材の堅木は美しい銀色に変わります。愛好家にとっては、この銀色になったウッドデッキの美しい風合いがなんとも魅力的です。横浜の大桟橋では葯20年前に施工した南洋材のウッドデッキが今も活躍しています。」

 

一般的なウッドデッキ材は、通常15年〜20年で張り替えが必要になりますが、堅木の南洋材は樹種や環境によっては50年以上使えるものもあります。樹脂材デッキは一般に20年以上使えると言われていますが、それ以上に丈夫な天然木もあるということです。

 

 

ウッドデッキから、「タイル仕上げのデッキ」へと発展することも

「DIPでは、住まいづくりの相談にいらして下さったお客様の要望を大切にしています。『短冊型の樹脂デッキを作りたい』というリクエストがあれば、そこからはじまります。」

 

そして、

「なぜ、ウッドデッキが好きなんですか?」

「どうしてウッドデッキを作りたいんですか?たとえば、タイルを使ったおしゃれなデッキという選択肢もありますよ」

というプラスαの提案をする場合もあります。

DIPの施工例の中からリビングルームと同じ床材を使った、広がりを感じる石貼りデッキの事例などをご覧になると、「何も木にこだわることはないな…」と考えるようになり、タイルを貼ったデッキを選ぶ方も多いそうです。

 

 

都市型住宅のウッドデッキは、プライバシー確保のための立体的な工夫も

 

ウッドデッキというと、つい「床」をイメージしがちですが、DIPの施工例をみると、特に都市型住宅ではプライバシーを確保するための工夫が印象的です。

 

「デッキがもたらす効果の1つに、家に居ながらにして戸外の気配を楽しめることがあります。カーテンやブラインドを開けて、デッキにアウトドア家具を置いておけば、リビングルームがより広く感じられます。ただ、隣家や道行く人からリビングの様子が丸見えにならないような、配慮をこころがけています。住宅の立地環境や、ご家族の要望により、その都度、最適な工夫をします。」と佐山。

 

「たとえば、笑顔とドラムの家」は便利な商業地にある住宅で今後近隣に高層の建物が建つ可能性もあるため、金沢の木虫籠(きむすこ)をイメージしたルーバーで、外部との縁を切っています。2階に設けるウッドデッキの場合も手摺壁の高さや、抜け感を大切にしており、外部との縁を完全にシャットアウトするのではなく、さりげなく気配を感じさせるような配慮をします。施工例を参考にしてください。」

図書室と中庭のある家(自然素材の家)  笑顔とドラムの家 など

 

 

思い描いた住まいを実現するために…これから家づくりを検討している方へ…

DIP建築都市設計事務所は、栃木県宇都宮エリアを拠点に、2000年の事務所創業より一貫して「お客さまが思い描いたイメージを大切にした住まい」を実現するために、さまざまな提案をしてきました。

 

まずは、お客さまの要望、ご意見に耳を傾け、お話を聞いた上で、場合によってはこれまでの施工例などを参考にしながら、提案を行う、というやりとりを重ねていくうちに、お客さまとの信頼関係も強くなり、計画を深めていくことができます。

 

 

お客さまとやりとりを重ねていくうちに、当初は樹脂木で短冊型のウッドデッキを考えていたお客様が、石材タイル貼りのデッキを選ぶことも珍しくありません

ウッドデッキに限らず、住まいづくりについてのご相談は、DIP建築都市設計事務所におまかせください。

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